ようこそ 直腸脱.info へ

本サイトは、直腸脱に関する情報を提供するサイトです。

内容はすべて、直腸脱の腹腔鏡による治療に本気で取り組んでいる外科医である著者が個人として責任を持って記述しています。

開設は 2023年4月です。 内容は随時アップデートしてゆきます。

20230417-063656.jpeg

医師個人がこのようなサイトを運営することは例外的だと思います。 運営する理由は、直腸脱に苦しむ患者さんをできるだけ減らしたいと考えるからです。

高齢化が進む中で、直腸脱の患者さんは増加傾向にありますが、必ずしも適切な治療が行われているとは限りません。 また、高齢であることなどを理由に治療を諦めさせられている多数の不幸な患者さんを診てきました。 その多くは、情報不足もしくは「正しくない」情報が原因です。 医療者や介助者側の無理解もその根底にあります。

最善とはいえない手術による後遺症に苦しんでいる患者さんもたくさん診察してきました。

この状況を改善するには、直腸脱に関する最新の正しい情報を、だれもが容易に得られるようにしておく必要があります。 しかし、Google などで検索してみると、時代遅れの情報のほうが多いくらいです。 医療機関のホームページを見ても、その病院でできる治療法だけが提示され、現代の標準治療である腹腔鏡手術には触れられていない場合がしばしばあります。 それどころか、「危険な全身麻酔が必要なので高齢者には不適切」という誤解に基づく記載も散見されます。

そこで、多くの患者さんを諦めることなく治療してきた外科医自身が、わかりやすい形で情報発信することが重要だと考えたわけです。

また、大腸外科医の立場から書かれた医療者向けの詳しい実践的な日本語の書籍も少ないので、僭越ではありますが、自分自身が考えて実践してきた内容を参考にしていただきたいと考えました。

もし有用とお感じになったら、ぜひ共有をお願いします。特に、対処にお困りの施設の関係者や専門外の医療機関の方におかれましては、施設間で共有してご活用いただければ嬉しいです。

  • 本サイトは、いわゆる健康相談や遠隔診療を目的とするものではありません。お問い合わせページは用意してありますが、そこから病状を送信したり受診相談をすることはご遠慮ください。
  • 本サイトはあくまでも著者個人の知識および見解をわかりやすく提供するものであって、主観が含まれており、必ずしも著者以外の医療従事者や学会等で広く認められている意見とは一致していないことがあります。勤務先の医療機関を代表するものでもありません。広く認知されている意見として、学会からのガイドラインが公開されています。参考資料のページにリンクをまとめておりますので、ぜひ御覧ください。
  • 本サイトの情報は、個人の状況に応じた診断や治療法を示すものではありません。自己判断せず、必ず専門医を受診してください。
    • 著者の診察をお受けになりたい場合には、著者をGoogle 検索してみてください。
    • このサイトには、受診予約の機能はありませんし、医療機関の連絡先なども載せていません。
  • 本サイトで紹介している患者さんの例については、個人を特定されることがないよう、脚色を加えてあります。
  • 本サイトの記事や画像、その他のコンテンツの無断転載は禁止させていただきます。引用する場合には、必ず出典を明示してください。
    • URL を SNS などでご紹介いただくことは制限いたしません。その際には、事後で構いませんのでご連絡いただければ励みになります。
  • 本サイトは、そもそも医療機関の広告ではないので、医療法に基づく広告規制の対象ではありませんが、その規制に準じた記載となるよう、また、内容が正確であるよう心がけております。もし問題があるようでしたら、お問い合わせページよりご連絡ください。
  • 本サイトの内容は、著者の所属する病院のサイトの内容と一部重複しておりますが、これは著者が病院に原稿を提供しているためです。本サイトの内容について著者の所属する病院に問い合わせをすることはお控えください。
  • 小児に生じる直腸脱については、このサイトでは扱っておりません。

以上の点に留意し、本サイトを活用してください。

本サイトの内容を印刷して読みたい場合などにご利用ください。 (サイトの内容は随時追記修正しているので、少しだけ古いことを予めご了承ください)

Amazon 商品リンク

上記PDFをそのまま書籍の形式にしたものです。 印刷の手間を省くために用意しました。


筆者の手術を受けていただくには