術後再発した患者さん・後遺症に苦しめられている患者さんへ
こんな患者さんがいらっしゃいました
筆者が治療した再発患者さんの一部をご紹介します。
- ガント-三輪-ティルシュ手術を受けたが再発し、ティルシュ手術をやり直されたがまた再発、今度は脱出した直腸が嵌頓して戻らなくなった患者さん
- ガント-三輪-ティルシュ手術を受けたが、ティルシュのリングのせいで排便のたびに悶絶するほどの痛みと排便障害に悩まされ、仕事にも行けなくなった患者さん
- メッシュを使わない直腸仙骨固定法の腹腔鏡下手術を受けたが再発し、再度同じ手術を受けたけれどもまた再発した患者さん
上記の全ての患者さんを、筆者はメッシュを用いた腹腔鏡下直腸吊り上げ固定手術にて治療しました。
最近では、再発した場合には筆者を指名してご紹介くださる医療機関が増えています。 嬉しいことです。
再発患者さんの割合
筆者が手術させていただく患者さんのうち、他院での術後の再発の方の割合は、だいたい4人に一人くらいです。
多いように感じますが、実際に世の中で行われている手術は再発率の高い経会陰手術が未だに多数を占めることを考えますと、再発した患者さんの大部分は諦めていらっしゃるのではないかと推察できます。 諦めず、腹腔鏡手術による再手術で完治させてくれる病院を探していただきたいです。
再発しても治せるということを広く知らしめるのも、筆者の担うべき役割だと思っています。
筆者の診察・治療を受けていただくには
筆者は現在東京都内の病院に勤務しており、関東全域のみならず遠方の患者さんの手術も数多く手掛けています。
予約するには、 で検索し、病院のサイトからご予約ください。
専門外来は金曜日の午前中ですが、月曜日の午前中も一般外来にて対応できます。
予約電話がつながりにくく、ご迷惑をおかけしているようで申し訳ありません。 予約できない場合、当日受付でも極力お断りしない方針にはしています。 ただし、午前中10時頃までにお越しいただきたいのと、待ち時間についてはご了承ください。
なお、紹介状をご用意いただけない場合 (急ぐ場合や前医に頼みづらいなど) も受診できますが、病院の規定で選定療養費をいただくことになりますことをご了承ください。
直腸脱 と思い込んでいたけれども単なる 脱肛 や 直腸粘膜脱 であったという方は多いです。 特に遠方からいらっしゃる場合には、ご近所の肛門科などではっきり診断されてからのほうがよろしいかと考えます。
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